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第5回 アレルギーの抗体は年齢で変化する
● Keyword アレルゲンの変化
さまざまな要因が重なり合って、アレルギーは起こります。また、その症状も、湿疹やじんま疹、鼻アレルギー、気管支ぜんそくなど、それぞれに異なります。アレルギーは、ケガや病気のようにかんたんにその原因が分からないと同時に、症状が次々と変化していくので、とまどってしまいがちです。
子どもが最初にアレルギー症状を発症するのは、食物です。いわゆる食物アレルギーですが、これは血液検査を行っても必ずしも陽性に出ないところが悩みです。
ただし、原因がひとつということは少ないのです。アレルギーの原因となるものを「アレルゲン(抗体)」と呼びますが、アレルギーの子どもを調べると、たいていの場合、複数のアレルゲンが見つかります。食物のアレルギーで圧倒的に多いアレルゲンは、卵、牛乳、大豆です。これは食物アレルギーのおおよそ70パーセントを占めているとされています。これに加えて、最近では、穀物もアレルゲンになるケースが多いようです。米や小麦などが代表的ですが、調べてみると、人によってさまざまなアレルゲンが発見され、またいくものにまたがっているケースが多いのです。
検査でアレルゲンが分かれば、まずそれを除去することを考えますが、すべて除去するのか、症状が出ない程度食べさせるのか、重大な違いがあります。医師と相談して行ってください。
特に、6ヶ月以降が要注意です。なぜなら、成長も大切だからです。さらにその頃は、アレルゲンが変化してくるからです。成長もするに従って、アレルゲンは食物だけでなく、吸入性のものが増えてきます。吸入性アレルゲンとは、呼吸をすることによって体内に侵入してくるもので、その多くがダニやハウスダストが原因となっています。アレルゲンを除去した食事をしているのに子どものアレルギー症状が進行している時には、ダニやハウスダストを疑ってみる必要があるでしょう。
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